iOS版ONLYOFFICE Documents v9.0:カメラによるテキスト認識、DocSpaceとの統合機能の強化、描画ツール、ODGおよびMarkdown形式のサポート
iOS版ONLYOFFICE Documentsの最新バージョンが利用可能になりました!バージョン 9.0 では、カメラによる文字認識、スプレッドシートやスライドへの描画、対応フォーマットの拡張、DocSpaceとの互換性向上など、モバイル編集体験にさらなる柔軟性をもたらす新機能が搭載されています。新機能を詳しく見てみましょう。
カメラによる文字認識
印刷された文書を素早く編集可能なファイルに変換したいですか?新しい文字認識ツールを使えば、iPhoneやiPadのカメラで文書をスキャンし、テキストを抽出して、ONLYOFFICE内で新しいファイルを直接作成できます。外出先での紙文書のデジタル化に最適です。
場所:スタート画面 -> +アイコン -> 文書をスキャン
DocSpaceとの互換性向上
ONLYOFFICE Documents v9.0では、ONLYOFFICE DocSpaceのサポートが拡張され、クラウド接続時の文書ワークフローがより柔軟かつ協力的になります。
文書バージョンの表示と管理
DocSpaceのドキュメントモジュールに保存されたファイルでは、すべてのバージョンを表示したり、必要に応じて以前のバージョンを復元したりできます。共同作業中の変更追跡や過去の状態への復帰に便利です。
場所:ファイルタブ -> 文書アイコンを長押し -> バージョン履歴を表示(DocSpace 文書で利用可能)
バーチャルデータルーム (VDR) における役割別フォーム入力
バーチャルデータルームでは、ユーザーの役割ごとにフォームの入力項目を設定できるようになりました。ルーム内の各参加者が自身の役割に応じたフィールドを入力することで、データ収集の効率化とエラーの削減を実現します。
場所:DocSpaceのVDRルーム -> フォーム文書 -> 開く -> 役割ごとのフィールド
ルームテンプレートの使用
新しいコラボレーションスペースをルームテンプレートで簡単にセットアップできます。あらかじめ定義されたテンプレートにより、管理者は特定のシナリオに合わせた設定と役割をもとに、ルームを素早く作成できます。
現在のルームからテンプレートを作成することも可能です。
場所:ルーム -> ルームアイコンを長押し -> テンプレートとして保存
その後、テンプレートを使って新しいルームを作成できます。
場所:ルーム -> テンプレートタブ -> テンプレートを選択 -> ルームを作成
スプレッドシートのカスタムフィルター対応
ONLYOFFICE Documents v9.0では、DocSpaceで共有されたスプレッドシートに設定されたカスタムフィルターが反映されます。ファイルを開くと、ユーザーは権限に基づいて閲覧・編集が許可されたデータのみを見ることができます。
スプレッドシートおよびスライドへの描画ツール
バージョン 9.0 では、描画機能がテキスト文書に限らず、スプレッドシートやプレゼンテーションでも使用可能になりました。指や Apple Pencil を使って、データのハイライト、図のスケッチ、スライドや表へのメモ記入ができます。
場所:スプレッドシートまたはプレゼンテーションエディター -> +アイコン -> 描画
ODGおよびMarkdownフォーマット対応
ONLYOFFICE Documentsでは、.odg(OpenDocument Graphics)および .md(Markdown)ファイルの表示に対応しました。モバイルデバイス上で、変換不要で図面やプレーンテキストの書式付き文書を直接確認できます。
場所:スタート画面 -> ファイルを開く
その他の改善点と新機能
- プレゼンテーション内のオブジェクトにアニメーション設定が可能に;
- テキスト文書でページ余白を設定;
- エディターで文書統計情報を表示;
- タブインターフェースでヘッダーとフッターの設定;
- 回転されたテキストを文書に追加可能;
- 目次や脚注などの参照設定用新タブ追加;
- 描画ツールのインターフェースを更新;
- リストビューでのポータルファイルのタイルプレビュー。
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アプリをアップデートして新機能を体験し、モバイルでも生産性を保ちましょう。
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