ONLYOFFICE デスクトップ エディター v9.0 をご紹介:再設計されたインターフェースとスタートウィンドウ、拡張されたファイルサポート、ダイアグラムビューア、AI機能の強化など
待望のONLYOFFICE Docs v9.0の画期的リリースに続き、Windows、Linux、macOS向けデスクトップアプリの最新バージョンを発表します。ONLYOFFICEデスクトップエディターv9.0は、セルフホスト版の主要機能と改善をすべて搭載しつつ、デスクトップアプリならではの新機能も追加されています。以下で詳細をご覧ください。
オンライン版と共通、デスクトップ版ならではの主な新機能
文書・シート・スライド・PDFエディタのインターフェース再定義
バージョン9.0では、モダンライトとモダンダークという新テーマを選択できるようになり、UI要素やアイコンも一新されました。明快さと使いやすさに重点を置いたデザインで、より直感的でモダンな編集体験をお楽しみいただけます。
場所:表示タブ→インターフェーステーマ→モダンライト/モダンダーク
さらに、デスクトップアプリ専用のスタートウィンドウが刷新され、ミニマルかつ洗練されたデザインで、必要なオプションに素早くアクセスできるようになりました。
新登場:ダイアグラムビューア
バージョン9.0で大幅に機能強化されたスイートに、図を可視化する新ツールが加わりました。ONLYOFFICEダイアグラムビューアにより、PCやノートPCなど幅広いデバイスで図ファイルを開いて閲覧できます。
新対応ファイル形式
新しいダイアグラムビューア対応の.vsdxファイルに加え、以下のファイル形式も編集可能になりました:
- Markdownファイル(.md)
- OpenDocument Graphicsファイル(.odg)
- .xlsbファイル(事前変換不要で編集可能)
画期的なAI強化機能
視覚的な改善やファイル対応拡張に加え、以下のAI機能を搭載しました:
- OCR機能でスキャンPDFからテキストを抽出
- スプレッドシートでスマート数式適用や複雑なデータ分析を実行
- プロンプトに基づくマクロ新規作成やVBAマクロ変換をAIで自動化
PDFエディタのさらなる強化
ONLYOFFICE PDFエディタでは、ページのドラッグ&ドロップによる並び替えやCtrl+C/Ctrl+Vによるページ複製が可能になり、編集がよりスムーズです。
RTL対応とウルドゥー語ローカライズ
最新バージョンではRTLサポートが強化され、以下を実現しました:
- スプレッドシートでRTL対応
- 文書でRTLテキストと段落方向が改善
- プレゼンとPDFで段落方向(RTL/LTR)を切り替え可能
加えて、ウルドゥー語のローカライズが追加され、簡体字中国語のフォントサイズ設定やヒンディー数字表示にも対応しています。
その他の新機能
- 文書での段落罫線ボタンと強化コンテンツコントロール
- スプレッドシートの非同期計算
- プレゼンのスライドショーモードでのテキストアニメーション表示
- 全エディタでのデータ可視化とチャートカスタマイズの強化
これらの機能と活用方法の詳細は、こちらの記事またはYouTubeウェビナーでご確認ください:
Linux向けスペル検出オプション
Linuxユーザーは設定でスペル検出の有効/無効を切り替えできるようになり、複数キーボード言語の切り替えが多い方も入力がより快適になります。
システムダイアログ不要の印刷機能
ファイル→印刷またはツールバーの印刷オプションから、システムダイアログを使わずに直接印刷できるようになりました。従来のシステムダイアログを使いたい場合は設定で戻せます。
.exeインストーラでのファイル関連付け
Windows 10以降の.exeインストールでは、インストール時に関連付けるファイル形式を選択できます。すべて一括選択するか、必要なものだけ手動で選べます。
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Windows、Linux、macOS向けの最新バージョンはすでに公式サイトで公開中です。Snap、Flatpak、AppImage版も近日公開予定です。お楽しみに!
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