EUNICEとONLYOFFICE:国境を越えた学術連携の新たな形

2025年05月27日著者:Denis

EUNICE(10のヨーロッパ大学から成るコンソーシアム)は、国境を越えた包括的でシームレスな学術ネットワークを構築することを目指しています。協働の課題を克服するため、EUNICEはONLYOFFICEを採用し、チームワーク、プロジェクト共有、学術的な統一性を革新しました。以下でその事例をご覧ください。

EUNICEとONLYOFFICE:国境を越えた学術コラボレーションの再定義

EUNICEについて

EUNICE(European University for Customised Education)は10の有力ヨーロッパ大学を結ぶコンソーシアムで、国境のない包括的かつ革新的な学術ネットワークの構築を共通ミッションとしています。ポーランド、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、フィンランド、スウェーデン、ギリシャ、ベルギー、ポルトガルの各機関が、研究・教育・イノベーションの共同イニシアティブに取り組み、欧州高等教育領域の発展に寄与しています。

EUNICEの活動の一つである「コミュニティ・オブ・プラクティス(CoP)」は、研究者、教育者、事務スタッフが国境を越えてチームを組み、学術・運営面の共通課題に取り組むものです。こうしたコラボレーションを円滑に進めるため、EUNICEはセルフホスト型のONLYOFFICE Workspaceを文書共有・共同編集の主要プラットフォームとして採用しました。

EUNICEとONLYOFFICE:国境を越えた学術コラボレーションの再定義
画像出典:Unsplash

課題とONLYOFFICEへの移行

EUNICEの共同プロジェクトが拡大するにつれ、同時編集やバージョン管理をサポートするセキュアかつ柔軟なプラットフォームの必要性が高まりました。ONLYOFFICE採用前には他のソリューションも検討しましたが、最終的にONLYOFFICEが選ばれた理由は以下の通りです。

  • オープンソースフレームワーク
  • 幅広いファイル形式対応
  • GDPR準拠のセルフホスト機能など、高いデータ保護機能

EUNICEでは機密研究資料や内部文書を扱うため、セキュリティと規制準拠が最重要です。ONLYOFFICEのきめ細かな権限設定と安全な導入オプションが、コンソーシアムの要件を満たす信頼できるソリューションとなりました。

成果と日常的な効果

ONLYOFFICEを導入して以来、EUNICEでは共同作業の効率化と透明性が飛躍的に向上しました。主な利点は以下の通りです。

  • 戦略文書やプロジェクト関連資料の集中管理フォルダ(権限付き)
  • リアルタイムでの多人数編集、コメントスレッド、変更履歴
  • 共同編集中のシームレスな内蔵チャット機能
EUNICEとONLYOFFICE:国境を越えた学術コラボレーションの再定義
画像出典:Unsplash

ONLYOFFICEは、学術論文の編集、共同資金申請書のドラフト作成、モビリティプログラム資料の管理など、日常業務に不可欠なツールとなりました。特にスプレッドシート編集機能は、多言語の財務資料の整理・管理に大きく貢献しています。

「ONLYOFFICEは10機関をつなぐ共有かつセキュアなコラボレーション空間を提供してくれました。単なるツールではなく、学術的統一を実現するエネーブラーです。」
— ポズナン工科大学 プロジェクトオフィサー

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