ファイルを安全に共有するためのベストツール7選

ファイル共有は、任意のファイルを任意の人に転送することができる簡単なプロセスのように見えます。しかし、データの安全性に関して言えば、ソリューションの選択は困難です。この記事では、さまざまな目的で安全にドキュメントを共有するための7つのツールをご紹介します。

ONLYOFFICE DocSpace、パートナー、顧客、チームとセキュアなドキュメント共有

ONLYOFFICE DocSpaceは、様々な形式のファイルを保管、共有、編集するための安全なオープンソースのスペースです。ルームベースのファイル管理システムであり、柔軟なアクセス権を備えています。

DocSpaceにアップロードされたファイルはすべてルームに分けられます。各ルームに対して、ビューワー、コメンテーター、レビュアー、フォームフィラー、エディター、パワーユーザー、ルーム管理者というユーザーの役割と柔軟なアクセス権を設定することができます。このコンセプトにより、ファイルごとに設定を行う必要がなくなり、時間の節約につながります。プリセットされたパラメータを持つルームにファイルを追加するだけで十分です。

ONLYOFFICE DocSpaceは、GDPRやHIPAAといった主要なデータプライバシー基準を満たし、データの暗号化、アクティビティの追跡と監査レポート、二要素認証（2FA）、信頼できるメールドメイン、IPアドレス制限、データバックアップなどを提供しています。

ONLYOFFICE DocSpaceは、オンラインドキュメント共有に加え、テキストドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、記入式フォーム、電子書籍、MS Officeと完全互換のPDFファイル用のエディタも搭載しています。履歴バージョン、変更履歴、コメント、内蔵チャットなどのコラボレーション機能により、新しいバージョンのドキュメントを転送することなく、リアルタイムで他の人と一緒にドキュメントを作業することができます。

価格：BUSINESSプランの価格は、選択した管理者/パワーユーザー数に応じて計算されます。価格は、管理者/パワーユーザー1人あたり15ドルからです。

無料版： 無料のSTARTUPプランには、1人の管理者、2人のパワーユーザー、12部屋まで、各部屋のユーザー数は無制限、2GBのディスクスペースが含まれています。

ONLYOFFICE DocSpaceを試してみたいですか？DocSpaceを作成し、安全なファイル管理を始めましょう。

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Dropbox、個人と中小企業のための安全なドキュメント共有

Dropboxは安全なクラウドドキュメント共有サービスで、ユーザーはすべてのデータを1つの場所に保管することができます。

Dropboxの利点の1つは、データの同期化です。パソコン、携帯電話、タブレットからDropboxのファイルにアクセスすることができます。1つのデバイスで追加または変更したファイルは、他のデバイスと自動的に同期されます。

Dropboxでは、別々のドキュメントや、フォルダーをユーザーと共有し、誰がどのデータにアクセスできるかを管理することができます。Dropboxのアカウントを持たないユーザーとのファイル共有は外部リンクから可能なので、サードパーティによるコラボレーションも簡単に行えます。

Dropboxは、AES-256ビット暗号化、TLS/SSL暗号化、二要素認証、アカウントにログインまたは関連付けられたデバイスやウェブブラウザの追跡によりデータを保護します。

価格：すべてのプランで、1ユーザーあたり1ヶ月の課金となります。個人向けのPlus（11.99ユーロ）、フリーランス向けのProfessional（19.99ユーロ）、小規模チーム向けのStandard（14.50ユーロ）、大規模チーム向けのAdvanced（21.50ユーロ）です。どのプランでも30日間の無料トライアルが提供されます。

無料版：2GBのストレージで利用可能。

Box、ビジネスのための安全なドキュメント共有

Boxは、多くの企業で利用されているクラウドベースの暗号化されたドキュメント共有プラットフォームです。ドキュメントを安全に保存・共有し、あらゆるデバイスから作業することができます。ユーザーは、安全なリンクを通じて同僚と文書を共有することができるので、ファイルに自分のコメントを追加することができます。

機能を拡張するために、このプラットフォームは、例えば、Google Workspace、Office 365、Slack、Salesforce、Oracle NetSuite、Adobeなどのサードパーティとの統合も提供しています。

Boxは、GDPR、HIPAA、ISO 27018など、多くのデータ保護法への準拠を保証しています。Boxに保存されたすべての文書は、エンドツーエンドのデータ暗号化によって保護されています。階層化された権限機能により、関係者は必要なアクセス権だけを得ることができます。また、Box Keysafe機能により、データを保護するための暗号化キーを管理し、キーの使用状況をペーパートレイルとして作成することができます。データは任意の地域に保存することができます。

価格：個人およびチーム向けのコストは月額9ユーロから、ビジネスプランの価格は月額13,50ユーロです。

無料版：個人向けには、30GBまで、250MBのファイルアップロード制限、1ファイル履歴のバージョンで利用可能です。

FileCloud、あらゆる規模のチームのためのファイル共有ソリューション

FileCloudは、企業向けのクラウドベースのドキュメント共有・同期ソリューションです。パソコン、スマートフォン、タブレット、ファイルサーバーのデータを共有し、バックアップすることができます。

このサービスにはダッシュボードがあり、IT管理者は使用傾向、ピーク、あるいはユーザーの地域などのファイル分析を見ることができます。

FileCloudは、256ビットAES暗号化とSSL/TLSプロトコルを搭載し、データの保存時および転送時の保護、二要素認証、SSO（シングルサインオン）を実現しています。このツールは、サイバー攻撃者がデータを損傷するのを防ぐために、アンチウイルスとランサムウェア保護を備えています。また、サイト固有の暗号化キーを持ち、誰がどのデータにアクセスできるかを制御することができます。管理者は、グローバルポリシーを設定したり、ユーザー/グループやファイル/フォルダーごとに権限をカスタマイズすることができます。オンプレミス版は、データを完全に管理したい企業向けに提供されます。

価格：スタンダード版は、5ユーザー以上で1ユーザーあたり月額10ドル、最初の5ユーザーで1TBのストレージが必要です。エンタープライズ版は、カスタムドメイン、エンタープライズインテグレーション、プレミアムサポートで、1ユーザーあたり月額15ドルです。15日間の試用が可能です。

無料版：提供されていません。

Tresorit、組織内外のファイル共有システム

Tresoritは、スイスの安全なクラウドストレージサービスで、ファイルの共有やコラボレーションを可能にします。クラウドを使えば、すべてのドキュメントを保護されたオンラインスペースに保存することができます。写真、ビデオ、音楽、契約書、請求書、会議メモ、重要ファイルなど、大切なファイルを保存できます。

最高レベルのセキュリティを提供するために、Tresoritは、ファイル共有と同期、HIPAA、GDPR、CCPAのコンプライアンス、ISO 27001認証のための統合されたエンドツーエンドの暗号化を使用しています。

エンドツーエンドの暗号化を提供しています。しかし、クラウドストレージの無料プランは提供されていません。しかし、安全にファイルを共有したい場合は、エンドツーエンドの暗号化と共有ファイルやリンクを管理する追加オプションで、5GBまでのファイルをアップロードできる無料のTresorit Sendサービスを提供しています。

価格：個人向けは月額9.99ユーロから、ビジネス向けは月額12ユーロから。

無料版：提供されていません。

Mega、最も安全なドキュメント共有

Megaは、最も安全なドキュメント共有オプションの1つです。クラウドストレージ、ファイルやフォルダの共有、チャット、ミーティングなどを1つの場所に集約しています。

Megaでは、ドキュメントを共有するだけでなく、アカウントを持っている人なら誰でもフォルダーを共有することができます。共有フォルダに権限を設定することが可能で、共有フォルダ内のあらゆるデータをアップロードまたは変更できる人を選択することができます。

Megaにアップロードされたファイルはすべてクライアント側で暗号化され、ユーザーだけがデータを復号化できるようになっています。二要素認証との組み合わせで、このクラウドストレージサービスは非常に安全です。有料版のユーザーは、リンクに有効期限やパスワードを設定することができます。

また、チャットなどのコラボレーション機能も利用できます。コラボレーションや同時ファイル共有に適したオプションです。

価格：個人は、1ユーザーで月額4.99ユーロのプランを選ぶことができます。3ユーザー以上のビジネスプランの価格は€15.00からです。

無料版：無料アカウントでは、20GBのクラウドストレージが利用できます。

WeTransfer、クイックファイル転送

WeTransferは、管理者の手間を省き、最もシンプルに使える文書共有サービスを目指しています。任意のファイルを電子メールアドレスに送信したり、他の人がアクセスできるワンタイムリンクを作成することができます。

また、アクセスコントロールも可能なので、ファイル転送をパスワードで保護することもできます。また、ファイルの削除日を設定することで、特定の期間だけ利用できるようにすることも可能です。

価格：WeTransfer Proは、50人分のメール転送サポート付きで月額12ドルです。

無料版：1回の転送につき2GBの制限、セキュリティ機能なし。