Word文書でテキストを折り返す方法

2024年02月14日著者:Denis

プレスリリースや研究論文などのテキストファイルにグラフィックオブジェクトを追加して内容を説明すると、より見栄えがよく、意味のあるものになります。挿入したオブジェクトがテキストにどのようにフィットするかを知っておくことは、思い通りの外観を得るために不可欠です。この記事では、Word文書でテキストを折り返す方法をご紹介します。

How to wrap text in Word documents

Word文書におけるテキストの折り返しとは

文書内でオブジェクトが配置されると、そのサイズに合わせて行間が広がります。これは、画像や図表がインラインテキスト文字として扱われるためです。そのため、オブジェクトは他のテキストと同じように動き回ります。

テキストの折り返しとは、オブジェクトがWord文書内のコンテンツに対してどのように配置されるかを示すもので、画像や図形、図表の表示方法を制御できます。

表も同じです。図解の表を追加するには、表の周囲にテキストを折り返すだけでなく、表のセルにコンテンツをはめ込む必要があります。

画像にテキストを回り込ませる方法

ONLYOFFICE Doсsでは、挿入されたオブジェクトの折り返しスタイルを変更しながら、Word文書で画像の周りにテキストを折り返す方法を選択することができます。

How to wrap text in Word documents

テキストの折り返しオプションにアクセスするには、3つの方法があります:

  • 挿入された画像を選択し、「レイアウト」タブをクリックし、「折り返し」ボタンをクリックしてスタイルを選択します、
  • 画像を右クリックし、コンテキストメニューから「折り返しスタイル」を選択します、
  • 右側のツールバーまたはコンテキストメニューから「画像の詳細設定」を使用して、「折り返しスタイル」を変更します。

スタイル オプションにアクセスする方法がわかったところで、これらのオプションの意味を確認しましょう:

画像に沿って。挿入された画像はテキストの一部と見なされます。このオプションは、画像を周囲のコンテンツと同じ行に配置します。コンテンツを入力または削除すると、画像も移動します。そのため、好きな場所にドラッグすることは困難です。

四角。画像が正方形で、画像にテキストを回り込ませたい場合、このオプションが使えます。

外周。不規則な形や丸い画像にテキストを回り込ませるには、この回り込みオプションを使います。このオプションは、背景のない画像に適しています。

内部。テキストが折り返される領域をカスタマイズしたいですか?この「折り返しスタイル」とコンテキストメニューの「折り返しの境界を編集」オプションを使って、コンテンツを画像に組み込んでみましょう。画像ポイント*を元の境界線から抜き差ししたりドラッグしたりすることで、画像の周囲に余白を残したり、余白を減らしたりできます。

上と下。このスタイリング・オプションは、画像をそれ自身の行にとどめたいが、2つの段落の間に挟みたい場合に使います:上と下に。

テキストの前に。画像は前景に表示され、後ろのコンテンツは見えなくなります。

テキストの背後に。テキストは画像の上に配置されます。エフェクト、透かし、または背景画像に使用できます。

How to wrap text in Word documents

「四角」、「外周」、「内部」、「上と下」のスタイルの詳細設定を使用して、テキストからの距離を選択することもできます。画像を右クリックし、「詳細設定」を選択し、「テキストの折り返し」タブに移動して必要な値を挿入し、「OK」をクリックします。

*ご注意:画像や図形の折り返し境界線を編集することもできます。
オブジェクトを右クリックし、「折り返しスタイル」オプションを選択し、「折り返し境界を編集」オプションを選択します。
または、「レイアウト」タブ -> 「折り返し」 -> 「折り返しの境界線を編集」を使用します。イメージポイントをドラッグしてシェイプのマージンを変更します。
新しいラップポイントが必要な場合は、赤線上の任意の場所をクリックし、必要な位置までドラッグします。これはインラインを除くすべての折り返しスタイルで機能します。

How to wrap text in Word documents

折り返しオプションが適用された後、画像をクリックして文書内の任意の場所にドラッグすると、それに応じてテキストが折り返されます。

Word ドキュメントでテキストの折り返しを削除する必要がある場合は、「画像に沿って」オプションを選択するだけでデフォルト設定に戻ります。

表をテキストで囲む方法

Word文書で表を使用している場合、2つの段落の間に表を配置することがあります。この場合、表は説明や紹介の段落に続き、いくつかの値でそれを補完します。

表の配置は自由です。また、より見栄えの良い文書を得るために、Wordの表でテキストを折り返すことも可能です。

ONLYOFFICE Docsでは、表の折り返しスタイルを2種類から選ぶことができます: インラインテーブルとフローテーブルです。

現在選択されているスタイルを変更するには、以下の手順に従ってください:

  • 表を右クリックし、コンテキストメニューから表の詳細設定オプションを選択します、
  • 「テキストの折り返し」タブに移動し、2 つのオプションのいずれかを選択します。

段落の中央に表を配置するには、インラインテーブルを使用します。デフォルトでは、表はページの左マージンに揃います。

How to wrap text in Word documents

フローテーブルオプションを使用すると、コンテンツを表の周囲に回り込ませることができます。

How to wrap text in Word documents

表の詳細設定には、さらにいくつかのパラメータがあります。例えば、左からのインデントはインラインテーブルで使用でき、テキストからの距離はフローテーブルで使用できます。

表のセルにテキストを収める方法

あなたはページのデザインに力を入れ、ちょうど良いテーブルをいくつか作ったとします。そして、テーブルの1つにもう少しテキストを追加する必要が出てきました。その結果、セル内のコンテンツが折り返され、テーブルが縦方向に伸びてしまいます。この状況を解決する方法を見てみましょう。

How to wrap text in Word documents

ONLYOFFICE Docsには、Wordの表でテキストを折り返すオプションがあります。以下の手順に従ってください:

  • 表を右クリックし、コンテキストメニューから表の詳細設定オプションを選択するか、右側のツールバーの詳細設定を表示リンクを使用します。
  • 「テーブルの詳細設定」ウィンドウの「テーブル」タブに移動します。
  • 「自動的にセルのサイズを変更する」を選択します。

How to wrap text in Word documents

このオプションは、テキストのサイズを自動的に調整し、コンテンツに応じて列の幅を変更できるようにします。

How to wrap text in Word documents

表のサイズは、行の高さと列の幅をマウスで変更して手動で調整することもできます。セルの結合、セルの整列、テキストの方向の変更など、カスタムシェイプの表を作成するには手動での適合が適しています。

この動画で、ONLYOFFICE DocsのWord文書や表でテキストを折り返す方法をご覧ください:

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