ONLYOFFICE デスクトップエディタ v7.2：合字、入力フォームの新しいフィールドパラメータ、ダークコントラストテーマなど

2022年09月26日著者：Denis

ONLYOFFICE デスクトップエディタの最新バージョンは、すでにWindows、Linux、macOSで利用可能です。ONLYOFFICE Docs v7.2の改良点の大部分が搭載されており、ベクターテキスト印刷などのユニークな機能も提供されています。詳細については、この記事をご覧ください。 Meet ONLYOFFICE Desktop Editors v7.2: ligatures, new field parameters for fillable forms, Dark Contrast theme and more

テキスト文書での合字

アップデートされたデスクトップアプリケーションは、合字に対応し、複数の記号をひとつにまとめ、ベンガル語やシンハラ語などの新しい言語で作業できるようになりました。

合字の設定は、標準、文脈、任意、歴史的なタイプから選択するか、コンボオプションを選択することができます。

どこにあるのか：パラグラフの詳細設定→「フォント」→「合字」

Meet ONLYOFFICE Desktop Editors v7.2: ligatures, new field parameters for fillable forms, Dark Contrast theme and more — 合字の種類

記入フォームに新しいフィールドタイプを追加

ONLYOFFICE デスクトップエディタ v7.2 には、新しいフィールド種類として、メールアドレス、電話番号、複合フィールドが追加されました。これにより、カスタムフィールドやユニークな記入可能なフォームを作成することができます。

また、テキストフィールドで作業する際に、使用できる記号を指定したり、必要な書式を選択できるようになりました：なし、数字、文字、任意のマスク、正規表現。

タグオプションを使用すると、自動モードでフィールドを操作できるようになり、フォームの作成プロセスが簡素化されます。

どこにあるのか：「フォーム」タブ

新しいインターフェーステーマと言語

デスクトップアプリでは、新しいインターフェーステーマとして、従来の「ダークテーマ」よりも少し暗めでクリアな「ダークコントラスト」が追加され、暗い環境でもより快適にドキュメントを操作できるようになりました。

さらに、新しいオプション「システムと同じ」が追加され、アプリ内でシステムのテーマにすばやく切り替えられるようになりました。

どこにあるのか：「ファイル」タブ →「詳細設定」→「インターフェーステーマ」OR「表示」タブ →「インターフェーステーマ」

新たに以下のインターフェース言語が追加されました。

ポルトガル語
アルメニア語

Windows と Linux でのベクターテキスト印刷

最新版のデスクトップアプリケーションは、ベクターテキスト印刷に対応し、印刷速度が大幅に向上しました。ただし、グラデーションのないページのみ対応します。

WindowsでのVLCサポート

バージョン7.2では、Windows用のデスクトップクライアントはVLCをサポートしています。これにより、必要なコーデックをダウンロードすることなく、プレゼンテーションであらゆるビデオやオーディオファイルを再生できるようになりました。

その他の改善と新機能

テキスト文書に関しては、バージョン7.2のテキストエディタには、新しいオプションが付いたナビゲーションパネルが更新され、「見出し」と呼ばれるようになりました。また、ツールバーからヘッダーとフッターを削除したり、OLEオブジェクトとしてスプレッドシートを挿入して編集することができます（プレゼンテーションでも可能です）。